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DV 被害に巻き込まれた子どもは、見えない DV 被害者と呼ばれています。DV 環境から離れて新しい生活を始める親子の支援は学童クラブや児童館の大切な役割と考えます。危険回避のため自由に外出することが困難な状況もあり、様々な制約の中で親子だけで過ごすことは、子どもにとって大きな負担となることがあります。
また、DV 被害により傷ついている親の保護者的な役割を子どもが演じてしまうこともあり、子どもが子どもでいられる遊びの場を保障することは重要な支援であると考えます。特に学童クラブは、DV サバイバ ーの親の就労支援としても大きな役割を果たしますが、登録児の親子支援に留まらず、子育て相談、地域交流プログラム等を通して、地域の DV 被害親子の支援にも大きな貢献ができると考えています。