学 童

学童クラブ（児童クラブ）は、保護者が就労等により昼間家庭にいない児童に、放課後に適切な遊び及び⽣活の場を提供し、⼦どもの状況や発達段階を踏まえながら、その健全な育成を図る事業です。
私たちは、児童の育成は⼤⼈の視点だけでなく、⼦どもの権利条約を踏まえ、⼦どもの幸せを第⼀に考えて⼦どもの利益が最⼤限に尊重されるよう配慮することが⼤切であると考えます。
また、⽀援員は学校の教師とも保護者とも違う⼦どもたちの最も⾝近にいる⼤⼈です。
⼤⼈との安定した信頼関係のもとで、⼦どもは「遊び」「学習」などの活動、⼗分な「⾷事」「休息」が保証されることで、安⼼して⽣活し、育つことができるということを理解し、⼦どもたちの信頼に応えられる⼤⼈であることを⼼がけます。

私たちの考える学童クラブ（児童クラブ）は、働く保護者にとっての使い勝⼿だけではなく、⼦どもが喜んで笑顔で通う姿があってこそ、保護者も安⼼して我が⼦を託すことができるものと考えています。
私たち⾃⾝が、我が⼦を安⼼して託したくなる、そして⼦どもたちが毎⽇児童クラブに来たくなるような、理想の児童クラブを作りたい、そんな思いで私たちは本事業に携わっております。
さらに、学童クラブ（児童クラブ）は⼦育て⽀援事業として、保護者が働く家庭だけに必要とされるものではなく、⼦育ての孤⽴化等の問題を踏まえて、「すべての⼦育て家庭を⽀援する視点」に⽴って⾏うべきものと考えています。
学童クラブ（児童クラブ）利⽤者だけではなく、地域社会との交流や連携、情報提供を⾏い、地域の⼦育て⽀援拠点となることを⽬指します

私たちは放課後の多くの時間を過ごす学童クラブ（児童クラブ）を単に預かる場所としてではなく、放課後の活動を通して、⾃主性や社会性を育みたいと考えております。
やらせるだけの活動にならないように、各活動に⽬的を持ち、⼀⼈ひとり児童の持っているその⼦らしさを⽣かせるような環境を作り、⾒守り、時には助⾔しながら児童⾃⾝が考え、安⼼して遊べるように⽀援いたします。