SNS等を活用した相談事業

私たち相談員は、一人で悩まずにぜひ、
誰かに相談して欲しいといつも願っていますが、
悩みを抱えた方にとって、誰かに相談するということが、
どれほど大変な事かも知っています。
自ら相談するという新たな行動を起こすには、
大きなエネルギーや勇気が必要となります。
悩みや困りごとによって、力が弱まっている中で、
相談して下さったということは、
その方が、
どれほど力を振り絞ったことだろうかと想像すると、
自然と「よく相談してくださいましたね」
という言葉が出てきます。
誰かに相談することがもっと身近になって、
一人で悩み、思いつめずに
相談につながれるようになって欲しいと考えています。
そのような中、今や身近なコミュニケーションツール
となっているSNSは、
相談への身近な入り口になり得ると
私たちは期待しています。

身近なツールのワンクリックで相談入り口につながることは、
相談への敷居を低くし、
相談したいと思って検索することから
相談に至るまでの導線がスムーズとなります。
気軽にどこからでも相談でき、
途中で止めずに相談につながりやすいメリットがあります。

また、感染症の流行や家庭の事情、体調など、
様々な事情により、
対面相談のために外出することも
難しい相談者にとっても有用な方法であることはもちろん、
電話と違い、SNSを活用した相談は、家族が在宅していても、
聞かれずに相談できる手段として効果を期待できます。