児童支援員の仕事を選んだ理由を教えてください。
もともとは保育士になることが夢で、保育の学校に通っていました。実習で児童館に行った際、年齢の違うこどもたちが同じ空間で過ごし、それぞれの関わり方があることに面白さを感じたんです。その後、児童館でアルバイトを始め、実際に働く中で「小学生から高校生まで、一人ひとりと長く関われること」「地域の中でこどもや家庭を支えられること」に魅力を感じました。保育園や幼稚園も選択肢にありましたが、より広い視点で子育て支援に関われる児童支援員の仕事を選びました。
配属されて最初に苦労したことと、そこで学んだことは?
最初に戸惑ったのは、こどもの人数の多さです。初日に「30人くらいかな」と思っていたら、実際は100人以上いて驚きました。どう動けばいいのか分からず、不安でいっぱいでしたね。
そんな中、先輩から「こどもたちが毎日、安全に、そして楽しく過ごせることが一番大事。スタッフも楽しむことを忘れないで」という言葉をかけてもらいました。
忙しくなると効率を優先してしまいがちですが、「何のための仕事なのか」を立ち返ることの大切さを学びました。この考え方は、今も仕事の軸になっています。
役職に就くまでに意識してきたことや、チームをまとめる上で大切にしていることは?
役職を目指して動いていたというよりは、目の前のこどもたちに丁寧に向き合うことを大切にしてきました。日々の小さな変化に気づき、その時に必要な関わりができるよう意識しています。
また、スタッフ同士のコミュニケーションもとても重要だと感じています。誰かが困っていたら自然とフォローに回ったり、足りない部分を補い合ったりと助け合いをしています。
特別な取り組みをするよりも、日々のあいさつや声かけ、「ありがとう」を伝えることを積み重ねることで、チームの雰囲気は自然と良くなると思っています。心配性な性格を活かして、事前準備や情報共有を丁寧に行うことで、みんなが安心して働ける環境づくりを心がけています。
今後のキャリアビジョンを教えてください。
責任者になってまだ1年目なので、まずは業務をしっかり理解し、余裕を持って取り組めるようになることが目標です。
保育の質をさらに高めると同時に、施設運営の面でも改善できることを一つずつ積み重ねていきたいと考えています。今年は目の前の業務に追われる場面も多かったですが、来年度は少し視野を広げて、育成面や運営面にもより深く関わっていきたいです。
*放課後児童クラブ=学童保育(学童)