~コロナ禍で地域の行事が中止になる中、感染予防対策を徹底して開催~
明日葉が運営する下曽我小学校放課後児童クラブは、小田原ちょうちんの制作を実施しました。児童たちが作ったちょうちんは、8月30日に児童クラブで行った夏祭りを彩りました。コロナ禍で地域の祭りやイベントが中止になる中、感染予防対策を徹底して行われた夏祭りに、児童や保護者様からは喜びの声をいただきました。
下曽我小学校放課後児童クラブの児童たちは8月中旬から小田原ちょうちんや祭りで出品する商品の制作を実施しました。当日は、紙で工作したチョコバナナやヨーヨー釣り、射的など、児童たちが祭り定番の出店を出し、手作りのお金を使って遊びました。
小田原ちょうちんの制作や祭りの実施は、コロナ禍で地域の行事が中止となり寂しい思いをしている児童たちに、地域に根差した文化を学びながら楽しい思い出を作ってほしいというスタッフの想いから実施されました。
当日は、児童のお迎えに来た保護者様も祭りのお客さんとして参加してくださいました。保護者様からは「小田原ちょうちんや、祭りの商品のクオリティが高くてかわいい」「今年は子どもに浴衣を着せられないと思っていたので、着せる機会があって嬉しい」などのお声をいただきました。
またスタッフからは、「1年生の児童が『先生見てみてー!』と当日の様子を書いた絵日記を見せてくれました。最後に『だいせいこう』の文字があり、『夏休みで1番楽しかったことだから』と言ってくれた時にはとても幸せを感じました」とコメントがありました。
■「小田原ちょうちん」とは
江戸時代中期に生まれたといわれる小田原ちょうちん。当時の旅人が灯りを携帯しやすいよう、蛇腹をたたんでコンパクトに持ち運びできるのが特徴です。箱根の玄関口として多くの旅人をもてなした小田原ならではの逸品で、全国的にも文化として残そうとする動きがあります。毎年夏に開催される「小田原ちょうちん夏祭り」では、2000個以上のちょうちんが飾られています。(今年は感染予防のため期間・形を変えて実施)
(参照サイト:心に明かりを灯す小田原ちょうちん | オダワラボ(小田原市) (odawalab.com))