ソシオークグループは、2014年より現場で働く一人ひとりが主体的に問題解決に取り組む「現場力」を推進しております。その一環として、グループ内で優れた現場力を生み出した事業所に贈る社内表彰制度「ソシオークアワード現場力部門」を年2回開催。2020年度下半期のグランプリは、応募件数1,750件の中から東京都内の小学校現場にて学校給食と放課後事業がコラボレーションした『給「食」と子「育」てで「食育」』に決定しました。
現場力とは、事業所で働く社員が自分たちの所属事業所の問題を自ら発見し、自発的に解決に向けて取り組む力。現場力への取り組みは、業務へのモチベーションアップや組織力の向上をもたらし、お客様へのより質の高いサービス提供につながっております。
ソシオークグループでは、業務効率化や職場環境改善、情報共有など様々な取り組みが生まれ、その数は2020年度下半期までに累計20,473件にも上ります。また、グループ全体の現場・本部の社員を対象とした様々な形態の現場力ワークショップを開催し、現場力に対する理解を深めてまいりました。
東京都板橋区立志村小学校では、給食事業と放課後対策事業をソシオークグループの葉隠勇進株式会社、株式会社明日葉がそれぞれ受託しております。今回の現場力では、子どもたちに食のことをもっと知ってもらうため、葉隠勇進と明日葉がともに力を合わせて食育企画を実施しました。
葉隠勇進では、普段の給食で定期的に登場させている旬の食材を使用した献立や郷土料理について説明した掲示物を手作りし、校内で掲載しました。
明日葉では、郷土料理がどこの都道府県の料理か、日本地図を使って紹介する掲示物を作成し、葉隠勇進と同じ場所に掲載。食べ物の写真をめくると豆知識が出てくる仕掛けになっており、子どもたちの知的好奇心をくすぐりました。
また、保護者のみなさまにも興味をもってもらえるよう、当日はレシピを配布。「ご家庭での話題のきっかけになれば」という放課後保育ならではのアイディアでした。