ワークショップは4つのパートで構成されています。
まずは、屋外で高部金属がショベルカーを動かし、スチール缶とアルミ缶を分ける作業を見ながらクイズを行います。
アルミ缶は磁石にくっつかずスチール缶がショベルカーの先につく様子を目の前で見て理解しました。大きな磁石にスチール缶だけ吸い寄せられる瞬間、大きな音と迫力ある光景に児童たちは驚き歓声をあげていました。
次は、屋内に移動し座学です。動画にはマスコットキャラクターのペンギンが登場し、環境破壊によって住みづらくなっていることを語りました。アルミ缶・スチール缶などリサイクル可能な資源への分別を行うことの意味を伝えます。
そして、日本のアルミ缶・スチール缶・ペットボトルのリサイクル率について、クイズ形式で解説し、リサイクルについて考えるため、プリントに記入してもらいました。児童にリサイクルの大切さを知ってもらい、意識を高めることにつながりました。
SDGsの目標12は「つくる責任 つかう責任」です。リサイクルの目的を知ったり、リサイクルマークへの意識を高めることで、消費者としての「つかう責任」にも貢献しています。
その後、実際にスチール缶とアルミ缶の違いを体験してもらうために、空き缶釣りを行いました。児童は、空き缶のリサイクルマークをチェックしながら、釣りを楽しみました。最後は空き缶を植木鉢にした缶に装飾をして持ち帰りました。
高部金属と明日葉は、神奈川県の「かながわSDGsパートナー」や、小田原市の「おだわらSDGsパートナー」へ登録している企業です。積極的にSDGs達成に取り組む企業として、さらに連携を深めながら、地域に密着したSDGsの取り組みを推進していきます。