お知らせ

SDGs

SDGs

SDGs

【SDGs】東京都内の放課後児童クラブで木育イベントを開催。木材との触れ合いで木の文化理解を深めました

明日葉が運営する東京都内の放課後児童クラブで、6月6日、木材との触れ合いを通じて木にまつわる文化理解を深める木育イベントを開催しました。このイベントは昨年度に続く2度目の開催となり、今後も明日葉が運営する放課後児童クラブで継続的に実施する予定です。

 

 

イベントには、家具・建具メーカーとして木材加工に80年以上携わっている帝国器材株式会社から営業部の阿部重和さんを講師としてお招きしました。約40名の児童が参加し、まずは木に関するクイズで木の文化を学びました。クイズでは、日本に世界最古の木造建築である法隆寺があることや、日本の森林面積が67%を占める一方で木材自給率は40%であることなどが紹介されました。また、教室のドアやロッカー、手洗い場に使われている木材についても考える機会がありました。

 

その後はチームに分かれ、国産木材の端材でできた積み木を使って、どれだけ高く積み上げられるかにチャレンジしました。安定性を重視して積み木を平積みにしたり、バランスを崩さないよう丁寧に平積みと縦積みを組み合わせたり、チームごとに工夫しながら取り組んだ結果、児童の身長を超える高さに到達したチームもありました。

 

昨年度のイベントの様子

 

児童たちは「教室に使われている木の種類が何かを知ることができて勉強になった」「高く積めて嬉しかった」と話し、木材との触れ合いを通して楽しく学べた様子でした。

 

講師を務めた阿部さんは、「今回イベントを開催した学校は、偶然にも弊社で木製家具を製造させていただいた学校でした。『この家具には何という木が使われているでしょう』とクイズを出題すると、みなさん積極的に答えてくれました。身の回りにある木が一体どこから来たもので、何という木なのか。こういったことに関心を持って、遠い未来のために一緒に行動できる仲間が増えてくれればと思います」と期待を込めて語ってくださいました。