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【循環型社会の一助に】株式会社明日葉が受託する横川コミュニティ会館でハブラシの回収を実施中

ソシオークグループ(本社:東京都港区、代表:大隈太嘉志)は、「社会と共生する樹でありたい」を合言葉に、国連が2030年に向けて設定した持続可能な開発目標(SDGs)の重点課題として「雇用」「地域・社会」「環境」を挙げました。とくに環境への配慮に対しては「資源・エネルギーの循環型社会の構築に貢献する」というテーマを設け、海の豊かさを守る対策などに取り組んでいます。

その中でも「プラスチックごみ」は、生態系に大きな影響を及ぼしている地球規模の問題です。環境省のホームページによると、毎年約800万トンものプラスチックごみが海洋に流出していると算出されています。これらのごみは、海岸機能の低下や景観への悪影響はもちろん、船舶航行の障害、漁業や観光への影響などさまざまな問題を引き起こしています。
それは外国だけでなく、日本の私たちが排出したペットボトルごみなども関係しているのが現状です。さらに2050年には、海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えてしまうともいわれており、ごみ削減や発生を減らすための対策が急がれています。

 

使い終わったハブラシが新たに生まれ変わる

ソシオークグループの一員である株式会社明日葉(本社:東京都港区、代表:大隈太嘉志)は、運営を受託している東京都墨田区の「墨田区横川コミュニティ会館」に、ご家庭から出る使用済みハブラシの回収ボックスを設置しました。
この取り組みは、墨田区とライオン株式会社が2020年4月1日から連携して行っている「ハブラシ・リサイクルプログラム」の一環です。回収拠点は他にも墨田区庁舎をはじめとした公共施設や、区内全公立小・中学校、区内全公立保育園など、計85ヵ所で実施しています。
回収された使用済みハブラシは、すみだ清掃事務所の清掃職員の方が定期的にまとめ、指定のリサイクル関連企業にて再資源化。破砕や溶解処理といった工程を踏み、再生プラスチックとして植木鉢などの素材にリサイクルされます。

そしてこの度、墨田区横川コミュニティ会館の回収ボックスに集まった使用済みハブラシをお引き渡しさせていただきました。すみだ清掃事務所の方にお話を聞くと「他の回収拠点に比べて、墨田区横川コミュニティ会館は回収する本数が多いです」とのこと。ライオン社の発表によると、2019年10月から2020年9月までの1年間で、合計16万7714本の使用済みハブラシを回収されたそうです。

捨てれば単なるごみとなってしまう使用済みハブラシに、新たな命を吹き込む環境保護の取り組み。墨田区横川コミュニティ会館では、現在も使用済みハブラシの回収を継続して行っています。お近くにお住まいの方はぜひご協力をお願いいたします。