オンライン移住体験ツアーは、コロナ禍における地方移住への関心の高まりを受け、移住地の候補先として「茨城」の認知度を向上させ、移住を促進する目的で開催されました。
移住者の”叶えたい暮らし”のイメージが膨らむよう、茨城県内のそれぞれの市の担当職員が移住地の魅力をプレゼンします。
大野原児童館は、「海の見える街で暮らす」という理想を叶えたい参加者向けに、神栖市の子育て支援を代表して、児童館の取り組みを紹介しました。
当日は、神栖市政策企画課のプレゼンの後、オンライン移住体験ツアー参加者と大野原児童館がライブ中継でつながりました。大野原児童館の足立館長が実際の館内を案内し、「児童館が地域の行政や教育機関と連携を図り、子育て支援の要として存在している」ことを話し、移住してきた方は地元の暮らしに馴染むのに時間がかかるものですが、児童館に来れば、子育てに関する必要な支援を受けられることを伝えました。
たとえば神栖市では、週1回各館へ訪問する、子育て専門のコンシェルジュに相談することができます。相談の内容に応じて、ご家庭に合った子育てサービスの情報を紹介して適切な支援につなげることが可能です。実際に、転勤で移住してきた家族が、未就学児の預け先に困っていた際、保育園・幼稚園選定のアドバイスを受けるなど、多くの方の力になっています。
最後に足立館長は、「子育てにおいて一人で悩むことはありません。はじめて児童館に訪れる際は緊張するかもしれませんが、いつでも歓迎いたします」とあたたかい言葉で締めくくりました。
今回、子育て支援という重要なテーマで、神栖市に7館ある児童館の中から代表してお話させていただけたことを嬉しく思います。大野原児童館には46年の歴史があり、行政や教育機関、そして地域の家庭と密接な関係を築いています。
子どもたちが安心して過ごせる居場所としても、ご家庭の力になれる場所としても、その重要性を強く認識しています。これからも地域の方に愛される場所でありたいという信念で運営を続けてまいりたいと思います。
明日葉は今後も、地域社会において、安⼼して⼦どもを産み育てることができ、⼦ども⾃⾝ものびのびと成⻑できる環境づくりを⼤切にしてまいります。