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【社員インタビュー】全てのこどもたちが“居心地が良い”と感じられる放課後児童クラブを目指す児童指導員の想い


糸島市内の放課後児童クラブで働く吉田先生は、こどもと関わる仕事を30年以上続けているベテラン。職員の育成にも関わるなど、頼りにされている存在です。目標はこどもたちが「居心地が良い」と感じられるクラブを作ることと話す先生に児童指導員として働く想いを伺いました。

 

―放課後児童クラブで働くやりがいを感じるのはどんな時ですか?

 放課後児童クラブの仕事は知人に誘われたのがきっかけで始めました。過去に保育園や幼稚園で働いたことがあったので、はじめはちっちゃい子がかわいいのかなと思っていましたが、小学生は反応が面白いですし、意思がはっきりしているところが一緒に過ごしていて楽しいです。

 私は1年かけてこどもたちと一緒に居心地の良いクラブを作り上げていくことを目標にしています。なので、行事やイベントを企画するときには、「全員が楽しめるものかな」「こども中心になっているかな」っていうのを常に頭に置いています。スポーツのイベントはこどもたちが喜んで参加しているので定期的にしていますね。

 おうちの方がお迎えにいらした時に、こどもが「今日はこんなことをしたよ」「○○ちゃんと遊ぶ約束をしたよ」と言って帰っていくことがあります。クラブで過ごした時間に満足して、次の日の活動も心待ちにしている姿が見られると「こどもたちにとって居心地の良いクラブになっているのかな」ってついうれしくなります。

 

「また明日」笑顔でハイタッチ

 

―こどもと関わるときに大事にしていることはありますか?

 こちらの考えを押し付けず、こどもの意志を尊重し、広い枠で見ることです。例えば、輪の中に入らず「1人がいい」と言う子がいれば、1人の空間を作ることもあります。絵を描くなど、好きなことをさせてちょっと見守るんです。しばらくすると向こうからちょっかいをかけてくることがあるので、そうなったら何をしていても一緒に遊んだり、話したりするようにしています。その子が笑顔で帰れると、良かったなって思っています。

 

―印象的だった出来事を教えてください。

 こどもたちと歌を作ったことです。きっかけは「新しい学年になる前にみんなと何か残したいな」というこどもからのアイデアでした。こどもたちに提案してみると「クラブのいいところを集めたらいいんじゃない」と。そこで、いいところを書いてもらうと、一人一人がたくさん書いてくれました。遊びのこと、先生のこと、友達のことって分類して「明日があるさ」の歌にのせて、替え歌にしました。「♪『おかえりなさい』と先生が優しい笑顔でお出迎え 一緒に将棋 折り紙 マンカラ オカリナも吹くんだよ」というふうにクラブでの日常が詰まっているんです。こどもたちと一緒に作り上げたこの歌は今でもクラブの宝物として大切にしていて、新しい先生が来た時やお楽しみ会で歌っています。

 以前、市内の学童クラブをオンラインでつなぎ、それぞれのクラブについて紹介し合う交流会に参加したことがあり、その時にも披露しました。緊張していたこどもたちでしたが、歌っているときは表情がとてもキラキラしていて、そんな様子を見ていたら胸がいっぱいになってしまいました。

 

みんなで歌う「明日があるさ」

 

―職場の雰囲気を教えてください

 職場では、職員同士が助け合う場面がたくさん見られます。「あれやっておきましたよ」「これやっておきます」っていう声かけが自然と交わされているんです。周りを見ながら、今できることを一人一人が進めていくことが当たり前になっているので、職場の皆さんにすごく助けられていますし、チームワークのいい現場だと感じています。

 

明日葉では、放課後のこどもたちに寄り添う“児童指導員”を募集しています。現場で活躍する明日葉の一員として、こどもたちに夢と笑顔を一緒に届けましょう!

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